胡蝶蘭の引き取り方法

胡蝶蘭の引き取り方法

悩むお祝いでもらう胡蝶蘭の処理!法人は回収業者を利用するのがおすすめ

「開店祝いでもらった胡蝶蘭の捨て方がわからない…」
「胡蝶蘭が大きく、そして多すぎて捨てられない…」

開店祝いやお悔やみでもらう胡蝶蘭の処理の仕方に悩んでいませんか?

様々なお祝いごとでもらうことも多い胡蝶蘭。
一定期間経つと、処理する必要が出てきます。
しかし、処理の仕方が個人と法人で分かれていることは知られていない事実。
特に法人の場合は、コストや手間がかかることも多いんです!
今日は胡蝶蘭の個人・法人それぞれの処理の仕方や手順を詳しくご紹介。
胡蝶蘭の処理にお困りの方はぜひ参考にしてください。

もらった胡蝶蘭を個人で処理する3つの方法

まずは個人が胡蝶蘭を処理方法からご紹介しますね。
①回収業者②普通ゴミ③育てる、の大きく3つに分けられます。

回収業者に依頼するのが楽チン

専門の回収業者や、販売元の花屋であれば、胡蝶蘭を鉢ごと回収してもらえます。
費用はまちまちですが、解体せずに回収してもらえたりと、一番手間がかからない処理の仕方です。

普通ゴミとして処理するのも可能

個人がもらった場合であれば、普通ゴミとして処理することは可能。
費用はゴミ袋代だけになりますが、花は燃えるゴミ、鉢は燃えないゴミなど、パーツを仕分ける必要があります。
もらった胡蝶蘭の数が多いと手間もかかる場合があるので要注意です。

自分で育てる

「せっかくもらったのに捨てるなんてもったいない…」
そう思う方は、自分でそのまま育てる方法もありです。
ギフト用にラッピングされたままでは育てることができないので、こちらも一度解体する必要があります。
解体に手はかかりますが、せっかくもらったものなので、余裕がある人は育ててみるのもいいですね。

ギフト用胡蝶蘭のパーツと分類方法は?

上記の「普通ゴミに捨てる」と「自分で育てる」ためには、胡蝶蘭を解体する必要が出てきます。
慣れていないと解体も仕分けも難しいです。
ここではパーツごとの処理の仕方と解体方法を紹介します。

胡蝶蘭を構成するパーツの種類

胡蝶蘭は、花はもちろん、鉢や支柱、植え込み材など様々な要素で作られています。
各パーツの処理の仕方は下記の通り。

●茎・株・ラッピング・テープ類→普通ゴミ

●支柱→プラスチック素材の場合:プラスチックゴミor普通ゴミ
ワイヤー素材の場合:不燃ゴミ

●植え込み材→水苔は普通ゴミ、発泡スチロールはラスチックゴミor普通ゴミ

●鉢・針金→不燃ゴミ

に分けることができます。
小さくして普通ゴミだけで捨てられると思いきや、不燃ゴミとしての処理が必要なパーツもあります。

ギフト用胡蝶蘭の解体方法

次は胡蝶蘭の解体方法についてです。自分で解体して捨てる、もしくは育てる予定の方はぜひご覧ください。

まずはテープ・装飾類を外す

茎がテープによって束ねられていたり、根元で茎と支柱が固定されている場合は、まずそのテープを外しましょう。
ラッピングなど、不要な装飾品もこの時点で取り除いておくと、あとの作業が楽になります。

茎を切って、すっきりさせる

長さにもよりますが、根本から3節目もしくは4節目にて切ってすっきりさせましょう。
切り取ったもので花がついている場合は、自宅に飾るなどして楽しむことができます。もちろん、そのまま捨てることも可能です。

支柱を抜いて、株を取り出す

茎を切って見た目も軽くなった胡蝶蘭。
次のステップは、鉢に刺さっている支柱を取り外す作業です。
茎は切り取っているので、この作業は比較的容易にできます。
その後は、鉢から株・植え込み材を外せば、解体は完了です。

個人は普通ゴミに捨てられるが、法人は自分で処理する必要あり

ここまで、胡蝶蘭の処理方法について説明してきました。
個人であれば、胡蝶蘭を普通ゴミに捨てることは可能ですが、法人の場合は、一般のゴミとして扱うのは不可能。
そのため、法人用の胡蝶蘭の処理の仕方を知る必要があります。

法人の胡蝶蘭の処理は、回収業者か産業廃棄物の2択

個人であれば解体して、普通ゴミで処理できた胡蝶蘭。
しかし法人が扱う場合は、不燃ゴミも入っているため、法人ではゴミに捨てることはできません。
そのため、回収業者か産業廃棄物のいずれかで捨てることになります。

法人がギフト用の胡蝶蘭を産業廃棄物として捨てる手間は?

法人がギフト用の胡蝶蘭を捨てるには、一度胡蝶蘭を解体して、パーツを分別した上で、産業廃棄する必要があります。
法人がもらう胡蝶蘭なので、その数も多く、サイズも大きいため、解体に時間がかかります。
また、費用も個人用のゴミ袋とは異なるため、高くなることが一般的です。(各自治体によって異なります)
コスト・手間を考えると、全てを自分たちで解体して産業廃棄する方法は、あまりおすすめできません。

ギフト用胡蝶蘭を無料で回収してくれるサービスも!

法人が胡蝶蘭の処理をする場合に、一番おすすめしたいのが「回収業者」。
お金がかかるどころか、無料で回収してくれるサービスが豊富に揃っています。
料金が無料な上に、解体の手間もかからないとなれば、使わない理由はありませんね。

たとえ数が多くても、丸ごと回収してくれるのも嬉しいサービスです。

回収業者のデメリットもあるよ

回収にはデメリットもあります。
それは多くの無料回収サービスが、贈呈する時に贈る側がオプションで付けるパターンが多いということ。
そして、もらった側がお願いできる無料回収業者は多くの場合、エリアが限られていること。

最近は無料回収してくれる業者も増えており、エリアもどんどん拡充されています。無料回収業者が自分のいるエリアに対応してないかリサーチしてみることをおすすめします。

法人がギフト用胡蝶蘭の処理する場合は、無料回収業者を第一優先に

まとめになります。
法人がもらった胡蝶蘭を処理するには、

①無料回収業者
②有料回収業者
③産業廃棄物

の順で検討しましょう。

数も多く、サイズも大きい胡蝶蘭なので、自分で処理するのはとても手間がかかるものです。

・料金は無料
・解体の手間もかからない

エリア内で対応してくれる、無料の回収業者があるなら、使わない手はないですよ!